ラベル みたもの の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル みたもの の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2/13/2011

0213



チェルフィッチュ『ゾウガメのソニックライフ』みてきました。上の写真は今作ではないですが。いままで演劇をあまり観た事がなかったけれど、すごく面白かったです。
二年前くらい前に建築系イベントで、チェルフィッチュの岡田利規さんのトークは聞いたことはあって、

かなり精密に演劇の文脈など把握しながら制作をしていると記憶していたので、勝手な解釈でコンセプチュアルで難解なのかと思っていました。
手渡されたパンフも、わからなければそれでいいです的だったし。

しかし最初は断片的にしかわからないものの、鑑賞している経過のなかで主体や客体がくっついたり離れたりし、全体が統合されていく感じの思考を追っていくうちに、よくここまで日常を対象化できるものだなと、執念を感じました。いや、むしろ日常にこそヒントは隠されているのかな。

見終わったあとの帰りの電車が、サラリーマンとかよくわからないおっさんとかが乗っていらっしゃるのだけれど、話しながらのからだの角度、足の交差、高校生3人いて2人話してて1人モンハンしている関係性など、すべてがパフォーマンスにしか見えませんでした。

1/13/2011

0112



映画『ハーブ&ドロシー』を観てきました。

「アメリカの国立美術館“ナショナルギャラリー“に2000点あまりのアート作品を寄付して話題となったヴォーゲル夫妻の軌跡を追ったドキュメンタリー。」

お金よりも大切なものを、深く追求した生き方が示されていました。

コレクターは一見、アーティストになるよりも簡単な事だと思いがちですが、情熱と欲を保ち続けるのは相当困難で、普通の人ならできない事です。ましてや低所得であれば、生活面を充実させていくのが一般的だと思います。しかし、生活そっちのけでガンガン蒐集していく夫婦。

ネットの氾濫からか、リアルなモノに対する欲自体が減退していく状況のなかで、ある種のカウンターをもらった気がしました。彼らの行動は社会がどうなろうと関係はなく、続く。その行動の基準が「お金ではない」という部分。そこにエネルギーを感じます。

不況だとか、就職難だとか、あとは愚痴みたいなものを吐き出されて、個人的にはそういうのを聞いているのが嫌なので、その嫌な感情をどうすればよいか小さな悩みがありましたが、自分の価値感や絶対に譲れないことを定める事が優先されるべきことだろうと思います。

本当に好きな事だけを追求するという事を考えさせてくれました。

追記。みうらじゅんの「いやげもの」や、やついいちろうの「どりゃ読み」など、頭をかすめました。誰も価値を見出していないものに手を出す行為はいつか賞賛されると信じて、ガンガンやっていきたいです。その方が面白いから。