12/30/2011

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今年はずっと3月の延長という感じでした。


当初は地元と連絡がつかなかったり、仕事ができる状態でもなく、ただ不安だけがあり、いままで生きてきた中でも相当なストレスだったのかもしれません。なかなかふっきれることはできず、他の人たちがわーわーと仕事し始めたり、普通の生活を取り戻していくのを横目にふらふらとしていました。


よくわからない感じ、足のつかない海みたいな感じで進んでいって。
夏は展覧会の仕事に関わりつつ、秋も短期派遣でイベント設計とかそんなことを並行しながらやりつつ、だんだんと普通に戻ってはいますが、何か東北復興とかそんなものを頭の中でぐるぐるしていたり、デザインで何かできたらいいなと思いながら今に至りなんとかやってます。


3月11日の地震はちゃんと忘れないように記しておくべきだし、残していきたいと思います。


12月に入ってユーロスペースで公開された「トーキョードリフター」。震災後、節電で暗くなった渋谷で撮られたという映画を観に行ったんだけど、雨の中歌う前野健太をみて心のもやもやが少し晴れたというのが確かにわかって、やっぱり人の作ったものは観るべきだし、自分自身も作っていきたいなと思った年末です。